さいたま市、さいたま新都心にある大腸肛門科のクリニック。痔、大腸内視鏡などのご案内


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痔の診察と治療についての疑問に答えます

痔とはどのような病気ですか?

痔の種類

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痔核(いぼ痔)
肛門を閉じるクッションの役割をしている血管がうっ血して出血したり、その部分を支える組織が弱くなり肛門の外に出てくる。
発生する部位によって内痔核と外痔核がある。

裂肛(きれ痔)
硬い便によって肛門の皮膚が裂け、出血する。

痔瘻(あな痔)
肛門の近くが細菌の感染により化膿し(肛門周囲膿瘍)、そこから膿が出て管が残った状態になる。

 

痔はお医者さんに診てもらった方がいいですか?

お薬と日常生活の注意でほとんどの痔はよくなります。
ただし、他の病気でも痔と同じような症状を起こす事がありますし、診察によって癌が発見されることもあります。自己治療するのではなく専門医で診療を受けましょう。

痔は何科を受診すればいいですか?

痔の治療は肛門科で行います。
近くに肛門科がない場合は、外科または消化器外科を受診して下さい。

妊娠中ですが、痔の治療はできますか?

安定期の場合は、医師の処方による薬物治療を行うこともありますが、手術は麻酔の影響がありますので妊娠中は避けた方がいいでしょう。

妊娠3ヶ月
胎児がまだ安定していないため、治療はなるべく避けたほうがいいでしょう。おしりを冷やさないようにし、食べ物などの工夫により便秘を無くすようにして下さい。また、中腰やしゃがむなど肛門に負担をかける姿勢もできるだけ避けましょう。

妊娠3ヶ月以降
症状により、薬物治療を行います。
ただし、薬は必ず医師の許可を受けて使うようにして下さい。

出産後
お産では肛門に力が入るため、痔の症状が悪くなる場合があります。
この時期は便秘にならないよう特に注意して下さい。

診察はどんなことをするのですか?

診察方法

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診察は右のイラストのように行います。
また、診察室はパーテーションで仕切られていたり、穴あきシーツやタオルで覆うなど、個人のプライバシーを守るための配慮がなされています。

 

痔はどのような治療をするのですか?

規則正しい排便習慣や、食生活の改善などの生活療法が基本になります。
痔の病状が軽い場合はお薬で治療しますが、症状が進んでいる時は手術を行います。
手術を行う患者様は全体の1~2割程度です。

痔の薬物療法について教えて下さい。

お薬の種類

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痔の薬には、外用薬と内服薬があります。
外用薬は、軟膏と坐薬があります。

 

痔の手術はどのようなものですか?

手術の内容によって多少の違いはありますが、痔の手術自体にかかる時間は30分程度です。手術前後は、下記のように過ごします。

○手術前
~手術に必要な諸検査~
尿、血液検査、心電図、レントゲン、血圧測定、大腸内視鏡検査などを行います。

~手術当日の準備~
手術までに排便をすましておくようにしましょう。
手術前の食事は控えて下さい。

○手術後
~手術後の痛みについて~
手術後約1時間は麻酔の効果で痛みはありませんが、麻酔がきれると少し痛みを感じることがあります。
痛むときは肛門に力を入れずに横向きで寝ていると少し楽になります。

~手術後の出血について~
排便時に多少の出血がみられることがあります。出血が多いときは、看護師に伝えて下さい。

~手術後の過ごし方~
手術後は、麻酔の影響で頭痛が起こる場合がありますので、できるだけベットで安静にして水分をとるようにしましょう。

手術後の経過について教えて下さい。

通常、手術後1週間~10日前後で退院となります。退院後は2~3回通院が必要です。
ただし、傷口が完全に治るまでには約1ヶ月かかります。

○手術後の排便について
通常、手術2~3日後に最初の排便があります。
多少の痛みと出血があるかもしれませんが、傷口が治るとともにおさまります。

ゴルフなどの運動はいつ頃からできますか?

生活の目安

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腫れが完全になくなるまでは、スポーツは控えた方がいいでしょう。だいたい手術して1ヶ月半もすれば、ゴルフやマラソンなどのスポーツもできるようになります。

 

痔は再発するのでしょうか?

日常生活の注意点

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便秘や下痢など肛門への負担が多い生活をしていると、再発することがあります。
日常生活の注意点に気を配り、肛門に負担をかけない生活を心がけることが大切です。